まことに主のことばは真っ直ぐでそのみわざはことごとく真実である。
(詩篇33篇4節)
(詩篇33篇8-15節より)
ダビデは、詩篇33篇を主への賛美の言葉で始めているが、そのあとの4節からは、なぜ主は賛美されるべきお方なのか、主はどういうお方なのかについて述べている。
「主のことばは真っ直ぐでそのみわざはことごとく真実」と、神のことばとみわざは正しくで嘘偽りがないがなく、そのことばとなすことはまったく一致している。神様のことばはすなわちみわざとなるのである。
さらに、主は「正義と公正」で「恵み」に満ちていると、相反するような言葉が並べられているが、神は、神の前に罪を犯しさばかれるべき人類をひとり子を身代わりに犠牲にして人類を救済するというご計画を実行なさった。まさに神の義と愛がキリストの十字架においてあらわされたのである。
天地万物を造り、人類救済のみわざを行い、揺るがない霊を私たちのうちに新しくしてくださるこの神が、今、私たちとともに歩んでくださること、それこそが驚くべき神の恵みではないだろうか。