あなたがたは世の光です。山の上にある町は隠れることができません。
(マタイの福音書 5章
14節)
(ヨハネの福音書18章19-24節より)
弟子のイスカリオテのユダの裏切りにより、ユダヤ人たちに引き渡され、大祭司の前に引き出されたイエス・キリスト。弟子たちや教えについて尋問されると、毅然として、自分はどこにおいても隠れずに公然と話したのだから、自分に聞くまでもなく誰に尋ねてもそれは明らかであると答えた。
私たちはどれだけキリストの教えを公然と語っているだろうか。「彼らが聞いても、聞かなくても、『神である主はこう言われる』と彼らに言え」(エゼキエル書
3章 11節)とあるように、その時代や社会に関わりなく、主のみ旨をはっきりと語るイエス様の御霊が主を信じる私たちに与えられている。
キリストは私たちを「世の光」であると言われた。私たちは、ご自身こそが「世の光」であるとキリストのみそばにいることでその光を反射させてこの世で輝くことができる。小さくても、キリストの光を指し示す私たちの灯火の光には、闇は打ち勝つことはできない。