みことばは、あなたがたを成長させ、聖なるものとされたすべての人々とともに、あなたがたに御国を受け継がせることができるのです。(使徒の働き20章32節)
パウロは、第3次宣教旅行の最後に、自分が伝道して開拓した教会のアジアの諸教会のリーダーたちを集め、「今私は、あなたがたを神とその恵みのみことばにゆだねます」と語り、教会がみことばによって成長し、御国を受け継ぐようにと願った。「聖書はすべて神の霊感によるもので、教えと戒めと矯正と義の訓練のために有益です」(テモテへの手紙第二 3章 16節)とあるように、神に召し出された人の集まりでありキリストのからだである教会が健全に成長していくためには、みことばに養われていく必要がある。そして教会は、一人でも多くの者がみことばによって御国を受け継ぐことができるように、「信仰による救いを受けさせる」(テモテへの手紙第二 3章 15節)みことばを宣べ教える働きが委ねられている。みことばにゆだねて歩んでいこう。