そこであなたがたは家族の者とともに、あなたがたの神、主の前で食事をし、あなたの神、主が祝福してくださった、あなたがたのすべての手のわざを喜び楽しみなさい。
(申命記12章7節)
(申命記12章1〜7節より)
神がご自分の民に対して与えた「守り行わなければならない掟と定め」は、現代の私たちにも本当の生き方を教えている。
「主があなたに与えて所有させてくださった地で」(1)とあるが、今、自分がいる場所はすべてを統べ治めておられる神が与えた所であり、そして神を信じる者には神がともにいてくださる。どんな状況にあってもそこに神の臨在を認めるときに、そこは神の御国であるといえる。
そして、異教の偶像をことごとく破壊し一掃するようにと命じているが、サタンは偶像を利用し人間を惑わすこと、また心に持ち続けている目に見えない偶像が心を縛りつけ苦しめ続けていくという偶像の危険性を十分に認識すべきである。
そして、キリストにあって罪と死の呪いから自由にされた者は、主と親しく交わり、主が祝福された手のわざ、すなわち主にある営みを喜び楽しむことができる。新しい年、主にあって喜びと楽しみの日々を過ごしたい。