私は平安のうちに言った。「私は決して揺るがされない」と。
(詩篇 30篇 6節)
ダビデは、「主にある敬虔な者たち」に「聖なる御名に感謝せよ」(4節)と呼びかける。神と深く交わり神様を体験的に知っている者、神様を恐れ畏み神に仕えている者は、神の愛の大きさ、恵みの深さを覚え、神に感謝せざるを得ない。
そして、「まことに御怒りは束の間いのちは恩寵のうちにある」(5節)と、神に背いた人間を尚も愛して、ひとり子を犠牲にしてまでも人類に救いの道を用意なさったみわざをほめたたえている。
そして、「私は決して揺るがされない」(6節)と、キリストに土台を置く者はまことの平安が与えられ、人生を歩むことができると、自らの体験を通して告白している。このダビデはこうも歌っている「主が私の右におられるので私は揺るがされることがありません」(詩篇 16篇 8節)。
まことの平安の人生を歩んでいきたい。