肉によって生まれた者は肉です。御霊によって生まれた者は霊です。
(ヨハネの福音書 3章6節)
(ヨハネの福音書 3章より)
イエス様のうちに真理があることを直感したユダヤ人の議員ニコデモは、夜間、人目を忍んでイエス様のもとを訪ねた。神の国に入るためにはどうすればよいのかという問いをニコデモが心に秘めているのを察したイエス様は、ニコデモが質問しないうちに「水と御霊によって生まれなければ、神の国に入ることはできません」(3)と答える。罪人である人間は、人間の一番中心といえるたましいが死んでいるので、御霊によってたましいが生かされない限り人は天の御国に入ることができない。
復活したキリストは天に昇られる際に弟子たちに語った地上での最後のことばは、"聖霊があなたがたの上に臨むとき、あなたがたは力を受けます。そして、……わたしの証人となります」(使徒の働き 1章 8節)であった。
御霊によって私たちは、力強く神の栄光をあらわしていく者と新生される。これが福音の素晴らしさである。