神は、すべての人が救われて、真理を知るようになることを望んでおられます。(テモテへの手紙第一 2章 4節)
(ガラテヤ人への手紙 2章より)
パウロはガラテヤ教会への手紙を、彼らが偽りの教えに騙されることなく「福音の真理があなたがたのもとで保たれる」ことを願ってしたためている。
当初は異邦人が割礼を受けなくても救われると説くパウロの宣教方法に異を唱える声もあったが、エルサレムの会議において異邦人が救われるためには割礼は不要であるということが確認された。ヤコブとペテロとヨハネはユダヤ人に、パウロとバルナバには異邦人に伝道することが神からそれぞれに与えられた使命であることを、互いに認め合うことができた。
キリストは自身が真理であると明言された(ヨハネの福音書 14章 6節)。この真理にすべての人が招かれている。キリストはすべての人の贖いのために死なれたからである。そしてこの真理は、私たちを罪のなわめから開放する。私たちは自由にされる(ヨハネの福音書 8章 32節)。