ただ主を恐れ、心を尽くして、誠実に主に仕えなさい。主がどれほど大いなることをあなたがたになさったかを、よく見なさい。
(サムエル記第一 12章 24節)
(サムエル記第一 12章より)
イスラエルの民をさばく士師であったサムエルは、新しく王が立てられたことでその役目終えることになり、民に向かって最後の言葉を語る。「あなたがたは、このすべての悪を行った」という言葉のあとに、「しかし、主に従う道から外れず、心を尽くして主に仕えなさい」(20)と続ける。不信仰のゆえに王を切望した民の悪をしてきしたが、これからは主に従うように促す。神が自らのいのちを犠牲にして民の罪を贖うという主の御名がそこにあるからこそ、私たちは罪から開放されて、前に進むことができる。キリストの贖いの血はすべての人のすべての罪に対して有効だからである。まことの神様を信じて歩む人の人生は、平安があり、喜びがあり、永遠のいのちに生き続けることができる。私たちの手を引いて歩んでくださる主に委ねて、主に従う道を進んでいこう。