あなたがたは真理を知り、真理はあなたがたを自由にします。
(ヨハネの福音書 8章 32節)
(ガラテヤ人への手紙 2章1-5節)
パウロは、当時の教会の本拠地エルサレムに、バルナバとテトスを連れていった。ユダヤ人のバルナバは昔ながらの戒律に従って割礼を受けていたが、異邦人のテトスは割礼を受けてはいなかった。しかしそこでテトスは割礼を強いられることはなく、キリストを信じる信仰に割礼の有無はまったく関係ないというパウロの宣教の内容が公に認められることとなった。
私たちは福音の真理から人々を引き離そうとする「偽兄弟」たちのことばは私たちを文字によって束縛しようとするが、真理は私たちを自由にする。神の前に、私たちは信仰によって義と認められることを確信して歩んでいきたい。