神を愛する人たち、すなわち、神のご計画にしたがって召された人たちのためには、すべてのことがともに働いて益となることを、私たちは知っています。
(ローマ人への手紙 8章 28節)
(ヨハネの福音書 16章5-11節より)
この地上を去る時が近づいているというイエス様のことばを聞いて悲しみ困惑する弟子たちに、「わたしが去って行くことは、あなたがたの益になるのです。……行けば、わたしはあなたがたのところに助け主(聖霊)を遣わします」(7)と、イエス様は励ましのことばを続ける。そして、聖霊は「罪について、義について、さばきについて、世の誤りを明らかに」なさると説く。聖霊によって人は初めて自分が罪人であること、イエス様が義なるお方であり、この世を支配するサタンを打ち負かすお方であることをはっきり知ることができる。
私たちに益をもたらすために、キリストは自らのいのちを犠牲にし、神のさばきを受けてくださった。この愛のみわざを覚えつつ歩んでいきたい。