主よ私は愛します。あなたの住まいのある所あなたの栄光のとどまる所を。(詩篇26:8)
(詩篇26より)
このダビデの詩は「主よ私を弁護してください」で始まる。主は、私たちを罪に定めようとする霊的な存在である悪魔の訴えから私たちを弁護してくださるお方。人は皆やがて神の前に立ち、さばきを受けるが、地上で犯したすべての罪状書きが読まれ、悪魔は私たちを責め立てる。しかしキリストが弁護人として立ち、私たちのすべての罪を自ら十字架の血によって贖ったのだから、被告人は無罪であると主張する。裁判官である神はキリストの両手両足の釘の跡を確認すると、人間に対して「無罪」を言い渡すのである。
神は愛のゆえにいのちを捨ててくださった。ここに愛がある。この愛を知った者は、その愛に応えようとする。主の臨在を喜び、主のみわざを歌い継ぐものとなっていく。そして神は私たちをきよい神の子という立場にふさわしい者へときよめてくださる。
主よ。あなたを愛します。