あなたがたのからだを、神に喜ばれる、聖なる生きたささげ物として献げなさい。それこそ、あなたがたにふさわしい礼拝です。
(ローマ人への手紙 12章 1節)
(マタイの福音書2章より)
旧約聖書に預言され、ユダヤの民が長く待ち望んでいた救い主の誕生。しかし、実際にそのメシアが生まれた時、両親と親類、天使から告げられた近郊の羊飼いたちの他は、ユダヤでそれを知る者はほとんどいなかった。ところが、遠く離れた東方の国の博士たちが新たな星の発見をその預言の成就と結び付けて考え、国の使いとしてはるばるエルサレムまで旅をしてきたのであった。
ユダヤの王も民もメシア誕生を外国の彼らから聞き驚く。王は自分の地位を守るためにその子を亡きものとする画策を練る。
博士たちは星を頼りに旅を続けるなかで、主に対する信仰が芽生えたのだろうか、彼らを導く星を見てこの上もなく喜び、ついに幼子のもとにたどり着いた時、彼らは心からイエス様を礼拝した。
彼らは高価な黄金、乳香、没薬を御子にささげるが、それが、まことの王であり、神であり、死をもって人類を贖うキリストを預言するものとなったのである。
私たちは今、人生を照らすまことの光を聖書によって知ることができ、聖霊によって確信することができる。そして主を信じる者のうちにはイエス様が住んでくださる。私たちはこのいのち、私たち自身をささげることで主の栄光をあらわすことができるのである。