聖霊があなたがたの上に臨むとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリアの全土、さらに地の果てまで、わたしの証人となります。
(使徒の働き 1章8節)
五旬節(ペンテコステ)の日に弟子たちが祈っていると、イエスが約束された聖霊が降ったことから、後に「ペンテコステ」という言葉がこの出来事を意味するようになる。その時「天から突然、激しい風が吹いて来たような響きが起こり、彼らが座っていた家全体に響き渡った。また、炎のような舌が分かれて現れ、一人ひとりの上にとどまった」(使徒1:2,3)。それは、この世の現象とは全く違う、神からのみわざであった。そして「炎のような舌が分かれて現れ、一人ひとりの上にとどまった」(3)。私たちは、ことばであるキリストを内に宿すものとされ、キリストのことばを話すための舌が与えられたのである。「御霊が語らせるままに、他国のいろいろなことばで話し始めた」(4)ことは、この福音はすべての民族・国民に与えらえていることを証明することとなった。神はすべての時代のすべての者が、神の御前に一つとなって、神の御前に出で主の御顔を拝することを願っておられる。