イエスは彼女に言われた。「わたしはよみがえりです。いのちです。わたしを信じる者は死んでも生きるのです。(ヨハネの福音書11:25)
ラザロの病気の知らせを受けてイエス様が訪ねた時は、すでにラザロが死んで四日が経とうとしていた。出迎えたマルタは、「主よ。もしここにいてくださったなら、私の兄弟は死ななかったでしょうに」とイエス様を責めるかのような言葉とともに、「しかし、あなたが神にお求めになることは何でも、神があなたにお与えになることを、私は今でも知っています」と、なおも神への期待を語る。そんな彼女にイエス様は、「わたしはよみがえりです。いのちです。わたしを信じる者は死んでも生きる……あなたは、このことを信じますか」と、彼女の信仰を呼び覚ます言葉をかけるのである。
この問いに答えたマルタは、その後ラザロの墓に向かい、そこで主の御力を見ることになる。神は私たちに、真実な神のことばへの信仰を喚起し、励ましてくださるのだ。