この救いのことばは、私たちに送られたのです。使徒の働き 13章26節)
ピシディアのアンティオキアでのパウロの説教は、キリストを預言した旧約聖書から始まり、キリストを指し示したバプテストのヨハネの言及に及ぶ。父祖アブラハムへの祝福の契約はキリストの福音のことばへとつながっており、現代の私たちにも送られている。聖書に精通している当時の宗教的指導者たちは、預言のことばを理解することができずにイエスを罪に定めて処刑したが、かえってそれがキリストの贖いの預言を成就させたほどに、神の約束は絶対である。
復活したキリストに出会った弟子たちはイエスの証人となり、天にあげられたキリストの声を聞いたパウロも宣教するものとなった。
私たちは、私たちに送られた福音のことばとどう関わっていくかが、問われているのである。