キリストのことばが、あなたがたのうちに豊かに住むようにしなさい。知恵を尽くして互いに教え、忠告し合い、詩と賛美と霊の歌により、感謝をもって心から神に向かって歌いなさい
(コロサイ人への手紙3;16)
同労者エパフラスからの報告で、彼が設立したコロサイ教会の問題点を知ったパウロが教会宛に書いた手紙。キリストの教え以外の「御使い礼拝(2:18)「自己卑下」「肉体の苦行」(2:23)など、キリストのあがないによる神との平和とは違う方法で神に近付こうとするもので、パウロは、肉の思いによっていたずらに思い上がり(2;18)何の価値のないものだ(2;23)と切り捨てる。
教会は、キリストの教えによってかしらなるキリストにつながり成長していくべきもの。キリストのことばを豊かに住まわせることによって、私たちは多くの実を結ぶことができる。