私たちは、イエスがユダヤ人の地とエルサレムで行われた、すべてのことの証人です。
(使徒10:39)
異邦人コルネリオの家族・親族・友人の前で語るペテロ。イザヤ書に預言されているバプテスマのヨハネが宣べ伝えたのは、イエスのことであり、「神はこのイエスに聖霊と力によって油を注がれ」(使徒10:38)、つまり一切の権威をお授けになったこと。そして、ペンテコステの時に聖霊が注がれた者たちが「選ばれた証人」(41)として、イエスがさばき主であり、その御名を信じることにより罪が赦されることを証ししていると語る。
そして、このことばを聞いていた者たち皆に聖霊が降り、異邦人に福音が開かれていく。
私たちは、「もはや私が生きているのではなく、キリストが私のうちに生きておられる」というパウロのことばのごとく、聖霊によってイエスのいのちち生き、イエスの証人として歩むことができる。