主は生きておられる。 ほむべきかな。わが岩。 あがむべきかな。わが救いの神。
(詩篇18:46)
詩篇の作者は、「主は生きておられる」(18:46)と語る。神を「わが岩」と例え、人生の濁流の中でもこのお方にすがっていれば、流されることはないと語る。そして神は「私の敵から私を助け出される方」(48)。このお方がいつも私の味方となり、私を救い出される。そして、「ダビデとそのすえに、とこしえに恵みを施される」(50)。ダビデの信仰を受け継いでいる者が「ダビデのすえ」であり、今主を信じている私たちに、神様は恵みを施してくださる。そしてダビデの子孫、イエス・キリストこそが、「油注がれた者」すなわちメシアであり、まことの王、王の王、主の主である。その誕生は長い間待たれ、誕生後二千年を過ぎてもなお、世界中で祝われている。
神のことばは真実であり約束を違えることはない。神こそが、その御名を讃えられ、ほめ歌われるべきお方なのだ。
「私は、国々の中であなたをほめたたえ、 あなたの御名を、ほめ歌います」(49)。