まことに、まことに、あなたがたに告げます。わたしのことばを聞いて、わたしを遣わした方を信じる者は、永遠のいのちを持ち、さばきに会うことがなく、死からいのちに移っているのです。 (ヨハネの福音書 5章24節)
使徒の働きの9章では、まるでイエスのように病人をいやし、死人を蘇らせたペテロの記事が記されている。ルダに住む8年間も寝たきりの男アイネヤには、「立ち上がりなさい」と言い、ヨッパでは病死した主の弟子、タビタという女性に「起きなさい」ということばをかけ、それぞれ立ち上がらせる。それを見て、ルダの人々は、「主に立ち返った」(35)。ヨッパでは、「多くの人々が主を信じた」(42)。
私たちが意気消沈し、立ち上がれないような時、絶望する時、「わたしは、よみがえりです。いのちです。わたしを信じる者は、死んでも生きるのです」(ヨハネ11:25)と言われた主の力がそこにあらわされる。
イエス様が「この病気は死で終わるだけのものではなく、神の栄光のためのものです」(ヨハネ11:4 )と盲人を癒やしたように、私たちの弱さが、神の栄光をあらわす器としてもちいられる。このイエス様の復活のいのちに生き、このいのちを伝えるところに、神の栄光があらわされていく。