そこで、イエスは彼に言われた。「『心を尽くし、思いを尽くし、知力を尽くして、あなたの神である主を愛せよ。』 これがたいせつな第一の戒めです。(マタイ22:37,38)
パウロはコリント人への手紙第一の7章で「私の願うところは、すべての人が私のよう(独身)であること」(7)と、結婚については消極的とも取れるような言及をしている。「 現在の危急のとき」(26)「時は縮まっています」(29)というのは、終わりの日が近づいていることを予感していたのか、あるいは他に苦難が差し迫って来ている状況があったのか。
今からは、妻のある者は妻のない者のようにしていなさい」(29)それは、「結婚した男は、どうしたら妻に喜ばれるかと世のことに心を配り、
心が分かれる(33,34)からだという。もちろん妻をないがしろにするということでなく、神を第一とすることを忘れないようにとの訓戒である。
「あなたがたが秩序ある生活を送って、ひたすら主に奉仕できるため」(35)とあるように、私たちは、生活のフォーカスがいつも神に当てられ、危急の時、時間がない時として、いつ、患難の時、終わりの日がきてもいいように、心備えをしている必要がある。イエス様は言われる。「だから、目をさましていなさい。あなたがたは、自分の主がいつ来られるか、知らないからです。」(マタイ24:42)
いつも、心を尽くして主を愛する者となりたい。