神である主はこう仰せられる。わたしはあなたがたを、国々の民のうちから集め、あなたがたが散らされていた国々からあなたがたを連れ戻し、イスラエルの地をあなたがたに与える。(エゼキエル 11:17)
(創世記10章より)
洪水の後、ノア息子、セム、ハム、ヤペテから増え広がっていった氏族の系図が記されている。
ヤペテは北方に、ハムはエジプトなど南方に、その氏族を広げていく。ハムの子孫ニムロデが権力を持ち、大きな町をいくつも建て上げたことが記録されているが、その中にあのバベルの名もある。ハムの子カナンが広げた領土の中にも、ソドム、ゴモラという、悪名高い名が見られる。
そして、セム族は東方へと広がっていく。セムの子孫のエラムがヘブル人の名の由来だとされる。
神は、散らされたものを集めるお方、あり、それが聖書の福音の中心的なメッセージといえる。そして、私たちの宣教の目標も、霊的に離散した民を再び神のもとに呼び寄せることである。
ペテロに「網をおろして魚をとりなさい」と主が語られたように、私たち自身が網となり広がり、散らされた者のところに遣わされるのです。そのために私たちは今、神様に呼ばれている。